このところ一段と景況感が悪化している。日田は木材の産地であるため、いくつかある市内の市場では月に2、3回ほど市が開催されています。
ところが3月にいたっては材木がそろわずに市場が開催できなかったところがあります。
木材がそろわない理由はいたって簡単で、市場に出せば出すほど赤字になるから出さないわけです。
困ったことです。困ったことではありますが、従来のやり方では商いが成立しないということであり、違う仕組みや売り方などを考えなくてはなりません。
そうかと思えば、輸入や輸出をメインに業績を伸ばす方もいます。環境問題に取り組み自然素材からバイオエネルギーを開発しようとするエネルギッシュな方もいます。
どんな状況にあろうとも何らかの計画に基づいて行った結果なのです。
現在、資金繰りに窮してセーフティネットからの融資を多くの方が実行に移しています。資金を確保しておくことも決して悪いことではないと思います。
問題は今回の比較的条件が緩和された融資を受けた結果、次に再度融資を受けるためにはどうすべきかということを、融資を受けた今から考えておかなくてはいけません。
融資を受けやすくするには、何よりも決算書の内容をよくすることです。当たり前のことですが、財務状態がよくなるように経営をしていくことが一番なのです。
銀行の融資審査の8割が決算書の内容にウエイトが置かれているのです。
現状の決算書の内容が悪く、ただ直ぐにでも融資を受けたい状況の方もいらっしゃいます。
その場合どうするのか。それは、将来はこのようにして会社の経営状況を良くしていくということを示すことです。すなわち、経営計画を作り、それを実行に移していく意気込みを銀行に示す必要があります。
ただ、裏技はありません。粉飾決算を作ってそれを銀行に提出し、融資を受けるということは、銀行に対する「詐欺」という犯罪です。
経営者の仕事はお金を借りることが仕事ではありません。会社をよくするために何をしていけばよいのか。
それを考え続け、経営計画に落とし込み、経営計画を実行し、経営状態を良くしていくことが経営者の仕事です。
銀行は、融資を受けたいと言ってきている会社がしっかり経営できているか、そこを一番重要視しているのです。
私たちは、そんな一生懸命に事業に取り組んでいる方々の計画作りや実行管理をお手伝いすることで、少しで社会のお役に立ちたいと考えています。