e笑顔通信(^_^)

 Vol.335   8月16日号

☆  今週の一言(^o^)/  

   
できる人ほど

 できないことが大好き!

By 小野英範 

 

  ☆  今週の税情報

「納税資金が足りない場合の、相続税の納税方法とは?」

 

「問」

  この度、父が亡くなり遺産を引き継ぐことになりましたが、その相続

 税額が非常に大きな額となりそうです。引き継いだ財産の大部分が不動

 産で、預貯金はほとんどありません。相続税の納税はどうしたらよいの

 でしょうか?

「答」

  相続税は、申告期限(相続開始日から10ヶ月)までに現金で一括で納付することが原則になっています。しかしながら、税務署長において現金で一括で納められないと認められた場合には、一定期間で分割して納付(=延納)することができます。

  また、延納によっても現金で納付することができないと認められた場合には、現物で納付(=物納)することができます。

  では、具体的に延納や物納が認められる場合とは、どんな場合なのでしょうか?

1.延納が認められる場合

 ・相続税額が10万円超である

 ・金銭で納付することが困難とする理由があり、かつ、その納付を困難

  とする金額の範囲内である

 ・延納税額及び利子税の額に相当する担保を提供する

 ・相続税の申告期限までに延納申請書等を提出する

 これらの全てを満たす場合に、延納が認められます。

2.物納が認められる場合

 ・延納によってでも金銭で納付することが困難とする理由があり、かつ、その納付を困難とする金額の範囲内である

 ・物納申請財産は相続した財産で、有価証券・不動産・動産のいずれかである

 ・物納に充てる財産は、管理処分が可能な財産である

   ・相続税の申告期限までに物納申請書類等を提出する

  これらの全てを満たす場合に、物納が認められます。

これら要件の中で最も重要な判断となるのは、「金銭で納付することが困難な金額=納付すべき税額-金銭納付可能額」がいくらなのかということです。すなわち、金銭納付可能額(=いくらなら金銭で納付することが可能かということ)を計算する必要があります。

  具体的には、「現預金+有価証券等-3ヶ月分の生活費-1ヶ月分の事業運転資金」という算式により計算するのですが、この算式には引き継いだ相続財産だけではなく、相続人固有の現預金等も加味しなければなりません。

  相続税の納税は、現金一括納付以外の選択肢もありますが安易に考えず、資産を売却するなどして現金で納められる方法がないかなど、相続税の申告期限までに十分な検討が必要でしょう。

 

 ☆  今週のビジネス情報

「 ありがとう は魔法のコトバ」

なにか作業を始める前には、「ありがとうございます」と指折り数えながら声に出して50回か100回反復すると気分よくスタートできます。

  また作業が行き詰った時なども反復します。確かにものごとがスムースにはかどります。50回反復するのに1分とかかりません。

  更に機会あるごとに“ありがとうございます”を繰り返すのです。そうすると「ありがとう」言わざるを得ない状況を引き寄せる力が働くといわれます。

  お菓子のデパート吉寿屋の神吉会長は出社されると、商品のお菓子に「お菓子の皆さんありがとうございます」と大声で反復されることを、ご紹介したことがあります。

  ある時お菓子が「僕を出荷してもお金がもらえませんよ。」と言ったのです。それを社員の方が無理に出荷したところ、案の定その通りになってしまったということです。

  神吉会長はモノにも命が宿っていることを確信させられた価値ある経験だったと云われます。

  そんな話を、親しい典型的な大阪のおばちゃんに話したところ、次のように言われました。

 『それは本当や!私はいつも自転車にそう云うてるさかい分かる。スーパーの駐輪場なんかにとめる時も、ありがとうと言うようにしているんで、風の強い日、他のは倒れても、私の自転車だけは倒れへんのや。』

なんか説得力あるお話で、風の強い日に試してみようと思います。

モノに対してもそんな効果があるのなら、命の宿る私自身に繰り返し反復したらもっと素晴らしいことが期待できそうです。

  語源辞典によると「ありがとう」は「有り難し」から来ているそうで、有り得ないような素晴らしいことが起きた時、神様に感謝し、神様を称賛する言葉として「有り難い」「ありがとう」が使われたということです。

  心理学者で心学研究家だった故・小林正観氏は「ありがとうございます」を反復することで、素晴らしいことが引き寄せられるのは宇宙の仕組みだといわれます。

  「ありがとう」は魔法のコトバです。まずは単純に「ありがとうございます」だけでOK、挑戦されてみませんか?

 

  ☆  終わりに 

   靴ずれの応急処置にばんそうこうを使うと患部がふやけて弱くなり、靴ずれが広がってしまうこともあります。 靴ずれは足と靴がこすれて起こるので、靴を履く前にかかとの内側に石けんやロウを塗ってみましょう。

  滑りがよくなって靴ずれしにくくなります。

 

☆ ご縁をいただいた多くの皆さんに、

   雪崩の如く良きことが起こりますように!