e笑顔通信(^_^)

 Vol.338   9月5日号

 ☆  今週の一言(^o^)/  

   
 迷ったら

 やった方が正解!

     By 小野英範 

 

  ☆  今週の税情報

  「貸し出していない駐車場の評価」

 

「問」

  自宅の前に4台程の駐車場を保有しており、現在1台分のみ駐車場を第三

 者に貸しています。残り3台のスペースは積極的には貸し出しておらず、

 親戚友人知人が来たときの駐車場として利用しています。自宅の敷地部分

 と駐車場スペースは、塀で明確に分けられています。

  この駐車場について、1台分のみ青空駐車場として評価し、残りの部分は

 すべて、自宅敷地として小規模宅地の特例を適用することはできるでしょ

 うか。

「答」

  まず、青空駐車場部分を含んだ土地全体で評価額を算出し、青空駐車場の

 部分は全体の評価額から青空駐車場の面積按分した部分が青空駐車場の評価

 額となり、残りの自宅部分の評価額になります。その自宅部分の評価額に対

 して小規模宅地等の特例を適用するものと考えます。

  つまり、4台の駐車場のうち、1台分だけを青空駐車場として評価し、残り

 3台分は小規模宅地に含めて特例を適用します。

 

 

 ☆  今週のビジネス情報

  好景気を知らない世代は、昇給や昇進を目標にするイメージがあまり持て

 ないそうです。金銭が動機になりにくい彼らのモチベーションを刺激するの

 は、自分の行動が評価され、評価されたことに満足を覚えたときではないか。

  そう考えているのはベンチャー企業の「シンクスマイル」です。同社の急

 成長を支えてきたのは「CIMOS(シーモス)」という新感覚の人事評価システ

 ム。社員同士がお互いの良いところを見付け、褒めたいと思った相手にイン

 ターネット上でバッジを贈るシステムです。

  素直に相手のアドバイスを受け入れ行動する人には「向上心バッジ」。情

 熱的に仕事をした人には「熱血バッジ」。笑顔がステキな人には「スマイル

 バッジ」。こうしたバッジが何種類かあり、バッジ獲得数は昇給や昇進に反

 映されます。

  「人・物・金」のうちベンチャー企業には「人」しかない。だから会社の

 成長には人の成長が欠かせない。そこで同社は「人財」に焦点を当て、人材

 育成に力を入れた結果、業績が後からついてきたのだとか。

  「褒める」を見える化した評価システムは会社経営の成功モデルともいえ

 そうですね。

                               
  ☆  終わりに 

   11月に豊洲新市場へ移転する予定の「東京都中央卸売市場築地市場」は

 来年以降の移転となりましたが、10月には「世界一の魚市場」に1年4カ

 月にわたって密着したドキュメンタリー映画『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワ

 ンダーランド)』が全国で公開されます。

  築地魚河岸の歴史は約400 年前、徳川家康の時代までさかのぼります。日

 本橋で誕生した魚河岸が紆余曲折の末、築地へ越したのが1935年。それ

 から80 年以上もの間、日本の食文化を担い続けてきました。市場を支えて

 きた魚のプロ、仲卸たちの営みと誇り。さらにカメラは有名すし店「すきや

 ばし次郎」や料理人の道場六三郎氏らへの取材を交えつつ、食の最前線・築

 地とその舞台裏に迫っていきます。

  この映画は10月1日に築地の東京劇場で先行公開後、15日からは全国

 ロードショー。世界中のシェフから旅行者まで魅了してきた「WONDERLAND

 (不思議な世界)」を、サヨナラの前に劇場で体感してみてはいかがでしょ

 うか。

 

 ☆ ご縁をいただいた多くの皆さんに、

   雪崩の如く良きことが起こりますように!

 

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