e笑顔通信(^_^)
Vol.392 10月2日号
☆ 今週の一言(^o^)/
輝く仕事はない
私がやる仕事が輝く!
By 小野英範
☆ 今週の税情報
中古資産に資本的支出を加えて購入した場合の耐用年数の判定
「問」
中古の機械を業者に発注しました。改良(資本的支出)を加え、
自社に納品してもらう予定です。
この機械の耐用年数は新品で9年ですが、中古は簡便法で2年とし
た場合、耐用年数の判断はどのようになるのでしょうか。
「答」
国税庁質疑事例「No.5404?中古資産の耐用年数」が参考になりま
す。
同事例によれば「ただし、その中古資産を事業の用に供するため
に支出した資本的支出の金額がその中古資産の再取得価額(中古資
産と同じ新品のものを取得する場合のその取得価額をいいます。)
の50%に相当する金額を超える場合には、耐用年数の見積りをする
ことはできず」とされております。
よって、改良時の資本的支出の金額に応じて耐用年数の判断をす
ると考えます。
☆ 今週のビジネス情報
企業を守るコンプライアンス
東京商工リサーチが、2016年度のコンプライアンス(法令や社内規
範等の遵守)違反による倒産件数を発表しました。コンプライアンス
違反による倒産は、一時期と比較すると減少したものの、178件にのぼ
ります。
コンプライアンス違反を起こさないようにするには、自社に関係す
る法令や経営倫理などを明確にした上で、未然にトラブルを防止でき
る体制を整えることが重要となります。
具体的には、社長が経営方針や経営理念を明確に定め、進むべき方
向を明確に示します。「当社は顧客第一主義を貫く」でも、「環境に
配慮した地球企業になる」でも、社長の想いが如実に反映されるもの
であればよいでしょう。
その上で経営理念に従って、自社の取り組むべき課題を見つけます。
経営理念で社員の安全や誠実を謳っているのに、劣悪な作業環境を放
置したり、不正が横行しているということでは、意味がありません。
もし問題行動が見受けられるのであれば、改善の方向性を定めた上で
日常でできる決め事を作り、守られる仕組みを考えます。日常活動に
組み入れてこそ、コンプライアンスの推進が図られます。
大事なことは、コンプライアンスを単なる知識で終わらせるのでは
なく、取り組みに繋げることです。コンプライアンスは規模に関わら
ず、どの企業にも必要になります。
問題が起こる前に問題を起こさない仕組みを作るコンプライアンス
こそが、「会社を守ること」そのものといっても言い過ぎではないで
しょう。?
☆ 終わりに
夏バテによる不調が続いているときは「しょうゆ番茶の梅干しドリ
ンク」がおすすめです。湯飲みにしょうゆと梅干しを入れ、熱い番茶
を注いで軽く混ぜます。しょうゆの酵素が胃腸の調子を整え、梅干し
のクエン酸とお茶の精神安定作用が疲労回復に効果的です。
10月ですから夏バテが続いている方はいないでしょうが、念のため
お知らせしておきます。
☆ ご縁をいただいた多くの皆さんに、
雪崩の如く良きことが起こりますように!
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