e笑顔通信(^_^)

 Vol.371   5月1日号

 ☆  今週の一言(^o^)/  

   
 感動のできると思うか

 できないと思うか

 思った方の確率が高くなる!

     By 小野英範 

 

  ☆  今週の税情報

  「個人事業税の経理計上の可否」

「問」

  平成28年4月に法人成りしました。 平成28年1~3月分は所得税法63条により、

 事業税の見込計上を行う予定ですが、平成27年度の所得に係る事業税の納付は、

 事業廃業後である平成28年10月に行いました。この事業税は、平成28年度の廃

 業年度の必要経費として認められるでしょうか。

「答」

  所得税基本通達37-6では、租税公課の必要経費算入時期を次の通りとして

 おります。

  「法第37条第1項の規定によりその年分の各種所得の金額の計算上必要経費

 に算入する国税及び地方税は、その年12月31日までに申告等により納付すべき

 ことが具体的に確定したものとする。」

  所得税は暦年単位課税であり、また、事業税は事業所得の必要経費として認

 められるものであり、かつ平成27年分の事業税は廃業前の所得に係ることもの

 であるから、廃業後の納付であっても、平成28年分の必要経費として問題ない

 と考えます。

 

 ☆  今週のビジネス情報

 

  「段取り八分」

  段取り八分、物事の成就において、段取りは非常に重要です。コーチングで

 いうところの重要な段取りとは、ありたい姿(ゴール)を明確にイメージする

 力でしょう。

  例えば、仕事を進めるうえで、いつも理想やゴールが曖昧な人というのは、

 進捗スピードや出来上がりの状態が散々であることが多いようです。理想やゴ

 ールが曖昧であるということは、基準とするものを明確に持たないわけですか

 ら、程度の低い状態で妥協しても、遅れて未完了であっても、自分は気になら

 ないのです。
 
  世の中、独りで生きてゆければ良いですが、特に仕事は相手があるものです。

 理想やゴールを持っていた相手は、散々な結果に青ざめて、時に迷惑を被りま

 す。やがて、自分は愛想を就かされ、結局望まない結果になるかもしれません。
 
  稀に、仕事のゴールを設定しなくても、素晴らしい結果につなげる人はいま

 すが、自分に都合良く、真に受けてはいけません。これらの人は、わざわざ一

 つの仕事にゴールを設定しなくとも、いつも最善最短をイメージし、それを常

 として自身の能力を発揮しています。自然にセルフコーチングをしていて、良

 い成果を出せる習慣が染みついているのです。
 
  以前、人並み以上に成果を出す人へ、仕事をする自分のイメージについて尋

 ねたことがあります。その人は「お客さんに、“君はいつも早いな、今回も仕

 上がりは申し分ないよ。タイミング良く連絡をくれて、こちらの要望を聴き入

 れてくれてありがとう”、そう言ってもらえる自分でありたいな」と語りまし

 た。加えて、さもあたかもそういう自分であるかのように、日々着々とスピー

 ディーに、どの段階のどの仕事も手を抜かず仕上げ、誰とでも密に連絡を取っ

 ている姿を見ました。常にそうであることが当たり前のように振る舞っている

 のです。
 
  段取り八分とは、どこまで現実的・具体的に先行イメージを描き続け、イメ

 ージ通りの自分で行動できるかなのです。

 

                               
  ☆  終わりに 

   「いつ宿題するの?」というパパの問いかけに「あとで!」と答えた娘さん。

 親としては「あとっていつよ!」と言いたくなるところですが「偉いな、やる

 時間を自分で決められて」というパパの返しがツイッター上で話題になりまし

 た。

  相手にどう反応するかは自分次第。プラスの言葉で返していくと毎日が楽し

 そうですね。

 

 

 ☆ ご縁をいただいた多くの皆さんに、

   雪崩の如く良きことが起こりますように!

 

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