e笑顔通信(^_^)
Vol.327 6月20日号
☆ 今週の一言(^o^)/
できると思った人は
できる方法を探す
できないと思った人は
できない理由を探す!
By 小野英範
☆ 今週の税情報
「死亡保険の受取の際の2割加算」
「問」
女性Aに生命保険をかける予定です。契約者、被保険者はAです。Aの相続人
予定者は、代襲相続人の孫1名(B)と配偶者(C)です。
受取人を孫Bに指定する場合、Aの死亡時には法定相続人ですので生命保険
の非課税枠は利用できます。2親等離れていても、Bは代襲相続人のため、2割
加算の対象にはならないのでしょうか。
もしAの子が生存していて、Aの子を受取人に指定していた際は、受取人の
代襲相続人として孫は2割加算の対象にはならないと思うのですが、この場合
は子は既に亡くなっているため、Bを直接受取人として指定します。
「答」
2割加算は、財産を取得した人が被相続人の一親等の血族(代襲相続人とな
った孫(直系卑属)を含みます。)及び配偶者以外の人が対象になります。
Aの子(Bの親)が、生存していればBは代襲相続人になりませんので2割加
算の対象となります。
しかしご相談のケースではAの子は既に死亡していますので、Bを当初から
受取人とした死亡保険金については、2割加算の対象にはなりません。
☆ 今週のビジネス情報
「新幹線劇場」
今年で52 歳になる新幹線は1964年に開業しました。ピーク時にはほぼ
3分間隔の過密ダイヤになるそうです。
このように日本の大動脈を支えているのは、日本のお家芸である緻密なもの
づくりの結果でしょう。しかし、日本の新幹線が世界に誇るのは「安全」と
「技術」だけではありません。実は、時刻表どおりに運行するという「定時運
行率」でも驚異的な数字をたたき出しています。
1分以内の定時運行率はなんと95%。それを陰で支えているのが清掃会社で
ある「TESSEI」なのです。例えば、東京駅の東北・上越新幹線の折り返し時間
はわずか12 分。降車に2分、乗車に3分かかるため清掃にさける時間はわず
か7分。その短時間で車内をピカピカにする仕事ぶりは「7分間の新幹線劇場」
とも呼ばれています。
新幹線の到着3分前にホームで待機し、ホームに入ってくると一礼してお出
迎え。降車するお客さまにはお辞儀をして声をかけ、7分間で車両の清掃、ト
イレ掃除、ごみ出しなどを完璧に終わらせます。
「清掃」を感動や思い出という「おもてなし」に替えるのがTESSEI の目指す
ところなのかもしれません。
☆ 終わりに
NHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』のモデルになった大橋鎭子(しずこ)さんは、
『暮らしの手帖』の創刊者です。
「どんなにみじめな気持でいるときも慎ましいおしゃれ心を失わないでいよう」
という一心でこの雑誌を立ち上げたとか。元気がないときこそおしゃれをして出
掛ける。そんな発想が暮らしの彩りになるのですね。
☆ ご縁をいただいた多くの皆さんに、
雪崩の如く良きことが起こりますように!