e笑顔通信(^_^)

 Vol.352 12月12日号

 ☆ 今週の一言(^o^)/  

   
 昨日と今日で
 
 一番違うのは

 私が成長していること!

     By 小野英範 

☆ 今週の税情報

  「生前贈与?相続?どっちが得?」

「問」

  友人は相続税対策のため、毎年両親より多額の資産の贈与を受けて、贈与税

 を納めているようです。相続より贈与の方が税金の負担が重いと聞いたことが

 あるのですが、毎年贈与税を納めることが相続税対策になるのでしょうか?

「答」

  贈与する財産の額やタイミング等を上手くコントロールすることで、相続税

 対策になる場合があります。

  贈与税は、1月1日から12月31日までの1年間で贈与を受けた財産に対して課さ

 れる税金で、財産の贈与を受けた方(受贈者)は、その年1年間に贈与を受けた

 財産について、翌年3月15日までに贈与税を計算して申告納付しなければなりま

 せん。ただし贈与税には、相続時精算課税制度を選択していない限り、受贈者

 1人につき年間110万円の基礎控除が設けられているため、贈与を受けた財産の

 うち110万円までの部分には、贈与税は課されません。

  また、贈与税、相続税ともに、超過累進税率を適用しており、課税される財

 産の額が多ければ多いほど、高い税率が適用される仕組みになっています。贈

 与税と相続税の計算方法が異なるため、一概に比較はできませんが、課税され

 る財産の額が同じであれば、贈与税の方が相続税に比べて税率が高いため、見

 た目には贈与の方が不利と考えられがちです。
 
  しかし、贈与税には年間110万円の基礎控除があります。10年生前贈与すれ

 ば、1,100万円分を非課税で贈与できます。また、将来相続税の税率が30%とな

 るような場合には、贈与税として20%課されてもその差10%分、税の負担が減

 ります。さらに贈与は相続と違い、贈与する財産の額や受贈者、タイミングな

 どをコントロールすることができます。納付すべき税額、適用する税率を計画

 通りにコントロールできる点も贈与のメリットの1つです。

  ただし、贈与を行う際には「連年贈与」に注意が必要です。「連年贈与」と

 は、当初より1,000万円を数回(数年)に分けて贈与する、ということが約束さ

 れているような場合をいいます。この場合には、1年ごとに贈与を受けるとは考

 えず、贈与1年目に定期金に関する権利(数年に渡り合計1,000万円贈与を受け

 る権利)の贈与を受けたものとして課税されます。「連年贈与」と認定されな

 いためには、贈与契約書を都度締結する、毎年贈与する額を決める、毎年贈与

 する財産を決めるなどのプロセスも大切です。

  また、せっかく相続税対策として行った贈与が「名義預金」とみられてしま

 えば、贈与とは認められず相続税の課税対象となってしまいます。「名義預金」

 と認定されないための対策も重要です。

☆ 今週のビジネス情報

  「キャンプ好きだから」

  商品が効率的に売れるように、企業は顧客のニーズを解明して商品価値を生み

 出そうと努力します。そのための活動がいわゆるマーケティングですが、そのマ

 ーケティングをせず、他社動向や世の中の景気すらもあまり気にしないのが、ア

 ウトドアの総合メーカーとして成功を収めている「株式会社スノーピーク」です。

  この会社は社長を含めた全員が大のキャンプ好き。特に社長は毎年30~60泊も

 キャンプをして、ついにはキャンプ場の敷地内に本社を作り、いつでもキャンプ

 を楽しめるようにしたという徹底ぶり。

  そんなキャンプマニアが集まり、キャンプ好きの自分たちがキャンプユーザー

 として満足する製品だけを作ることに徹底的にこだわり、業界では考えられない

 「高価格だけどしっかりした製品」で売り上げを伸ばしてきたそうです。

  実に単純な発想ですが、自分がユーザーとしてお金を払ってでも使いたい製品

 だけを作り続けられるのは、好きなことを仕事にしているからでしょう。家族や

 友達にも自信を持ってすすめられる製品作りの原点は「キャンプが好きだから」

 に尽きるというわけですね。

                               
☆ 終わりに 

 日本が世界に誇るポップカルチャーといえばアニメーションですね。

  2017年は日本アニメ誕生100 周年を迎えるメモリアルイヤーなのだとか。

 諸説ありますが、1917年に東京・浅草の劇場で『芋川椋三玄関番の巻(いも

 かわむくぞうげんかんばんのまき)』が上映されたのが日本アニメのはじまりと

 されています。残念ながらフィルムや正確な記録が残っていないため内容ほか詳
 
 しいことは分かりませんが、同年6月には同じく浅草で『なまくら刀』という作

 品も公開されています。こちらはフィルムも現存しており、いま見てもクスッと

 笑える仕上がりだそうですよ。1世紀を経ても魅力はまったく色あせることなく、

 日本漫画・アニメ文化の記念碑ともいうべき一篇となっています。

  年明けからは日本のアニメ各社が超党派で進めるプロジェクトも本格始動する

 とか。せっかくの機会なので、全国各地で開催される企画上映会や体感型ライブ

 に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 ☆ ご縁をいただいた多くの皆さんに、

   雪崩の如く良きことが起こりますように!

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