e笑顔通信(^_^)
Vol.389 9月11日号
☆ 今週の一言(^o^)/
あきらめない人は
あきらめないと決めている!
By 小野英範
☆ 今週の税情報
建物明渡請求した場合の滞納家賃の未収計上
「問」
A氏が所有する借家に、賃借人Bが住んでいます。
Bが長らく家賃を滞納しており、再三の請求にも応じないため、Aは建物
明渡請求の手続きをしました。
この場合でも、Aは退去まで未収家賃を計上すべきでしょうか。
「答」
明渡請求を行った場合には、明渡請求後の賃料は判決、和解等があるま
で計上不要になります(所基通36-5)。
☆ 今週のビジネス情報
ITツール活用による生産性向上
今回は、ITツール活用による生産性向上のポイントをお伝えします。
昨今、多くの企業がクラウドを活用したITツール(名刺管理やチャット
形式のグループウェア等)を導入しています。その中でも今、「クラウド
会計システム」が注目を浴びています。
従来の会計ソフトは、取引仕訳を1件ずつ手入力することで試算表や決算
書を作成します。手入力のためミスも起こりやすく、仕訳入力や確認に多
くの時間を費やすことになります。「クラウド会計システム」は、過去に
発生した取引内容から、システム内の学習機能が最適な仕訳を予測するこ
とで、仕訳入力の時間短縮を実現することができます。
このような「クラウドシステム」を導入することで得られる具体的なメ
リットとして、次の2つが挙げられます。
①自動化(自動取得・自動仕訳)
専用のアプリケーションをダウンロードすることで、銀行口座やクレジ
ットカードと連携し、取引明細を自動で収集し、適切な仕訳を提案してく
れます。また、経費システムや請求書システムと連動させることにより、
経費精算や売上・仕入の仕訳の自動登録も可能となります。これにより、
調べたりする手間がなくなるため、今までより入力業務時間を大幅に低減
することができます。
②経営の見える化
クラウド上にデータが保存されているため、場所・端末を問わず、IDと
パスワードを入力することで会計データを閲覧することができ、スピーデ
ィーな経営判断・意思決定に繋がります。
経理業務の生産性向上に向けて、一度検討してみてはいかがでしょうか。
☆ 終わりに
昨今「侮辱する」「悪口を言う」などの意味で使われている「ディスる」
という言葉を見聞きします。その発音からも分かるように元は外来語であり、
英語でも“dis”といいます。これは“disrespect”「不敬」「無礼」という
単語の省略形ですが、米国でも特に若者の間では“He dissed me.”「あいつ、
俺をバカにしたんだよ」のように使われています。
9月18日は“Respect for the Aged Day”「敬老の日」ですが、お年寄り
だけでなく誰にでも“respectful”「敬意を表する」でありたいですね。
☆ ご縁をいただいた多くの皆さんに、
雪崩の如く良きことが起こりますように!
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