e笑顔通信(^_^)

 Vol.342 10月3日号

 ☆ 今週の一言(^o^)/  

   
 苦手なことの先に

 新しい自分との出会いがある!

     By 小野英範 

☆ 今週の税情報

  「構築物の減価償却方法の改正」

「問」

  8月決算の当社法人は平成28年3月中に自社の空き地にアスファルト舗装工事

 を完了させ、平成28年4月1日から駐車場として貸付を開始しました。このアス

 ファルト舗装を構築物として償却する場合、償却方法は定率法、定額法どちら

 で行いますか?

  なお、償却方法の選定届出は提出していません。 

「答」

  平成28年度の税制改正にて、平成28年4月1日以後に取得した建物付属設備及

 び構築物の償却方法は、『定額法』のみとなりました。

  ただし、あくまでこの改正は平成28年4月1日以後に取得する分から適用され

 るため、それ以前に取得していれば、事業供用が4月1日以後となっても、従来

 通り定率法で償却することは可能です(法令48の2)。

  また、この場合における償却方法の選定の届出を提出していないときの構築

 物の法定償却方法は、『定率法』です(法令53)。

  従って、ご相談のケースにおけるアスファルトの償却方法は、『定率法』に

 て行うこととなります。

☆ 今週のビジネス情報

  「スタジオアリス」

  子供写真館の最大手。少子化で細る子供産業の中にあって、最高益を更新中で

 ある。国内こども写真館は直営店478、FC店10の計488店(H27.12現在)で、積極

 出店を展開中である。

  子供が少なくなっているのに、写真がデジカメ化されているというのになぜ七五

 三の撮影に多くの人が集まるのか。市場は一律に変化するのではなく、全体として

 縮小があっても部分的に成長するものがある。

  市場の取り込みに成功するためには、拡大する市場よりも縮小する市場に注目す

 る必要がある。「スタジオアリス」の経営の不思議さを改めて考えさせられる。

  チャンスはどこにでも転がっているのか?

                               
☆ 終わりに 

 「百年に一人の天才」とまでいわれる棋士・羽生善治にかつて、宿敵がいたの

 をご存知でしょうか。

  「東の羽生、西の村山」と並び称された、村山聖(さとし)九段。難病と闘い

 ながらも将棋に命をかけ、1998年に29 歳の若さでこの世を去りました。その

 奇跡の生涯がこの11月、映画『聖の青春』となって再びスクリーンによみがえ

 ります。

  主演は松山ケンイチで、過酷な増量など驚異の役作りは原作者・大崎善生に「17

 年ぶりに村山君がいた」と言わしめたほど。対する羽生役には東出昌大で、徹底研

 究を重ねる役者魂には羽生本人も「東出さんに演じていただいたのはとても名誉な

 こと」と述べたとか。さらにリリー・フランキー、竹下景子、染谷将太、安田顕、

 柄本時生、北見敏之ら豪華キャストが伝説の人生を彩ります。

  師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通してまばゆいばかりの青春を描く感

 動のノンフィクション。将棋を知らない方でもきっと楽しめますよ!

 ☆ ご縁をいただいた多くの皆さんに、

   雪崩の如く良きことが起こりますように!

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