ある会社の役員も兼務している関係で、従業員さんとの個別面談の機会をいただきました。

日頃突っ込んだ話をしていない方たちなので、とても刺激的でした。

中には開口一番、「対応が不公平だ」と言われる方もいます。

落ち着いて、その背景をお聞きするのですが、どうもえこひいきしているように見えるようでした。

とにかく不満をしっかりと確認しました。

問題の一つには組織としての仕組みの欠陥が不満となり、ストレスになっていることに気がつくわけです。

ここは仕組みを構築することで何らかの改善が図られます。

そして改善効果を検証しながら、さらにテコ入れすることで次の解決策が見えてきます。

ここは何とかなるとして、あとは感情のもつれをどう解消していくかです。

言い方が気に食わないとか、なんでそんなに威張り散らすのかとか、上から目線でものをいうなどです。

ここはその方たちが持つ性格や人生観などが背景になるため、そう簡単に解決できる問題ではありません。

深く絡み合っていることを少しづつ解きほぐさなくてなりませんから、時間を要します。

やはり解決策は、しっかりと会話する中でそれぞれの意見や考えを聞いていくしかありません。

組織の中で働く以上、お互いの思いやりや協調性などは当然のごとく求められるものです。

会社をよりよくしていくことで、自分たちの果実(給料)を増やすことは最低限の目標ではないでしょうか。

そのためには承認欲求などの心を満たす環境の醸成も必要となってきます。

まずは話すことで、心が落ちついてくることは間違いないですね。

今後も継続して話を聞かせてもらいます。