9月も今日まで、今年も4分の3が終わります。

あっという間に年の暮れを迎えそうです。

1年が短く感じるのは年齢を重ねることで分母が大きくなるからだという説があります。

皆さんがどう感じるのかわかりませんが、きっと充実した毎日だから短く感じるのではないでしょうか。

答は一つではないことは間違いないでしょう。

さて、毎月の月次決算書、試算表ともいいます。

よく銀行さんが〇月までの試算表が欲しいと言われます。

この試算表、銀行さんはどこを見ているのでしょうか。

もちろん利益が出ていることを確認します。

しかし、月次決算書ですから、すべての残高を押さえ切れていません。

ですから本当に利益が正しいとは限りません。

ただ、間違いがないのは預金残高と借入金残高は間違いありません。

前月の試算表に較べて資金残高は減ったか増えたかは間違いなく確認できます。

資金繰りに支障はないかが、一番気になるところです。

なぜって、貸した銀行は、回収できるかどうかが一番の関心事です。

次に追加融資ができるかどうかの判断材料として活用します。

さらに大切なのは、試算表がいつまで出来上がっているかのスピード感も大切です。

今日、9月30日に6月分までの試算表しか完成していないのと8月までの試算表が完成しているのでは、どちらが信用力がありますか。

直近の試算表の精度も大切ですが、スピード感も重要視されます。