今の状況を確かめるにその基準となるものの一つに前年比較があります。

その比較が結果のすべてを反映しているわけではありません。

前期の業績が何かの要因で良すぎたり悪すぎたりすることもあります。

ただ、何も変化がないように見える時、結果として何か変化が表れているとするならば、これほど前期との比較を確認することでその変化の原因が究明できます。

今回のケースは、売上のアップと粗利益率がアップしているとても良い状況でした。

早速その原因を確認すべくインタービュー開始です。

その結果、部品単価のアップ、作業工賃のアップ、サービスにしていた作業を工賃を代金をいただくようにしました。

さらに従業員さんの熟練度の向上による作業効率の改善が、生産性のアップとなり、作業時間の短縮に繋がりました。

作業時間の短縮が新たな作業工数を生み出すことで売上のアップに貢献したわけです。

こんなことがインタビューの中で確認できました。

結果として資金の増加という確実な果実も実現できています。

こんな連鎖はさらに広がりを見せてほしいですね。