今年のノーベル賞は二人の日本人が受賞されます。
永年の気の遠くなるような努力の結果が、今回の表彰に繋がったわけです。
本当におめでとうございます。
さて、このノーベル賞の賞金の扱いはどうなのでしょうか。
このノーベル賞は「人類に最大の貢献をもたらした人々」に贈られる賞です。
日本人がノーベル賞を授賞した場合の賞金は、所得税法9条の規定により非課税とされています。
「ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品」は非課税と規定されています。
ノーベル基金から表彰される賞は「物理学、化学、生理学、医学、文学、平和」の6分野で、「経済学」は含まれていません。
経済学賞は1969年にスウェーデン国立銀行が創設した「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」なんだそうです。
したがって、「経済学賞」を受賞した場合は、課税されることとなり、一時所得になるのではないかと思われます。
ちなみに日本人の「経済学賞」は誕生していませんので、課税関係は発生していないことになりますね。


