今年、最後の日田日記になりました。

一年を振り返ると、いろいろなことがありましたね。

まずは預金金利が上がり、受取利息が増えて何かの間違いではないかとスタッフが疑問に感じたこと。

必然的に支払利息が増加していく。

それでなくても資金繰りが厳しいところはさらに資金繰りが厳しくなります。

あらゆる物の値段がアップして思うように利益が出なくなりました。

上げたくても価格競争力に自信がなければ利益率がじり貧となります。

こんな厳しい状況下にあっても利益をしっかりと確保しているお客様もいらっしゃいます。

そこにはお客様との信頼関係であったり、営業力であったり、いろんな要素が絡んでいると感じます。

結果として売上総利益率の高さがそこにあり、しっかりと固定費をカバーできているからこその営業利益です。

本業の儲けである営業利益が単年度収益のバロメーターです。

そして最も大事な資金残高がどうなっているのか。

利益が資金増加として残っているのかが結果の終着点になります。

永年の資金不足が、単年の利益で簡単に解決するものでもありません。

反対に、今までの利益の積み重ねで増やした資金が、1年の赤字で簡単に消えることもありません。

時代がどのように変化しようとも、何としても単年度で利益を残し、過度の設備投資を控えれば、何とかなるものです。

そんな決算書をたくさん見てきました。

来年も資金が少しでも残っていく決算書になるように精いっぱいのサポートをしてまいります。

令和八年がより良い年となりますようご祈念申し上げます。

今年も大変お世話になり、ありがとうございました。感謝