事業を引き継ぐと一言で言ってしまうのは簡単ですが、ほんとに簡単なことではありませんよね。
家族内承継であっても親子の考え方は違います。
それで親子関係が壊れることもあります。
息子は普通のサラリーマンにしておけばよかったというケースもあります。
人それぞれに得意、不得意があります。
ハッピーリタイヤできれば、それも一つの事業の終い方になります。
やめたいけど借金があるからやめられないというケースもあります。
事業は生き物ですから経営者の毎日の判断で方向は違ってきます。
面白いと言えば面白いかもしれませんし、恐ろしいと思えばものすごく恐ろしくなります。
つまるところ、自己責任で何をして、何をしないのかを決めなくてはなりません。
はじめるよりも繋いでいく、もしくは終わらせることの方がはるかに困難です。
人様にお譲りしたいと思っても、相手が評価してくれなければ事業譲渡も成り立ちません。
常に、選択肢がありますねと言われる状態にしておきたいものですね。