毎年1月末までに提出する申告書です。
固定資産税は土地と建物に対して課税されます。
自動車税は自動車に課税されます。
無形固定資産が除かれ、20万円未満の取得価額で一括償却を選択した資産も除かれます。
償却資産税は上記以外の取得価額10万円以上の固定資産に課税されると考えていただければよろしかと思います。
減価償却費の計算に使用される固定資産台帳に較べ、件数が多くなります。
一般的に固定資産台帳には取得価額30万円以上の資産が計上されるのに対して償却資産税は10万円以上の資産が該当になるからです。
事業規模によってはこの30万円未満の固定資産がかなりの件数になります。
時が経過するとほんとにあるのかどうなのかがわからなくなるケースもあります。
現物がなければ除却してくださいとお願いするのですが、ところによってはなおざりになります。
しかしこの償却資産税、見直すと意外な効果が生まれます。
除却することで償却資産税が減少します。
ないものに課税されていたわけですから見直しの価値はあります。
来年の1月に向けて償却資産税のリストと現品確認をお願いします。