中古の固定資産を取得しました。
土地だけですか、それとも建物は建っていますか。
建物は建っているけど一括で購入したから建物代金はいくらかわからない。
時々そんな答えが返ってきます。
建物が建っているのにすべて土地代で建物価値がありません。
なら仕方がないのですが、価値がある建物なら必ず区分してください。
土地は減価償却できませんが、建物は償却できます。
ですから建物の価値をしっかり評価していただいて価額に反映させてください。
その際、建物には電気設備や水道設備などの建物付属設備が構成されていることが一般的です。
この建物付属設備についても建物から区分してください。
償却年数が建物より短い建物付属設備についても区分して償却することが必要です。
細かいようですが、区分することで償却費の計上が早くなります。