売上が夢の30億を突破しました。
まだ続きはあるものの、長年の目標にしていたものをクリアしたんです。
次は、売上50億に向けてさらに成長を続けていくと抱負を語っていました。
ところで決算書を見るとある異変に気がつきます。
売上は伸びているものの、売上総利益率は年々減少しています。
しかも、人件費の伸びもあり営業利益は、これまた年々減少しています。
当期利益も年々、減少の一途を辿っています。
この状態が続けばいずれ資金繰りが厳しくなります。
その前に設備投資額もかなりのもので、来期の減価償却費はかなりの額に上ります。
近年の資材高騰や人件費のアップも原因かもしれませんが、価格転嫁がうまくいってないようにも見えます。
売上を伸ばすことは重要ですが、それ以上にと言っては語弊があるかもしれませんが、売上総利益率は大切な数字です。
お客様から頂戴する売上の中に利益がどれだけあるかということです。
ここはしっかり押さえておかないと資金繰りが大変になります。
売上の伸びとともに利益率もアップになったという状況にしてほしいですね。