自分で立ち上げた会社をこの度、退職することになり、立ち上げ時の苦労話を聞かせていただきました。
スタート時の売上が1ヶ月27万円しかなく、今の一日の売上にも満たない日々が続いたと言われます。
個人時代は相当に苦労したようで、思い出は尽きないようでした。
そんな話の中で退職金の勤続年数が短いと言われる。
会社を立ち上げたときからちゃんと計算していますよとお伝えしたら、事業を始めたのはそれよりもだいぶ前だと言われる。
そうですよね。確かに社長からすれば個人も法人もありません。
しかし、この度の退職は法人の代表取締役の退任です。
残念ながら、一番大変だった個人事業主だった期間を通算することはできません。
起業してから半世紀に及ぶ期間のうち35年分の期間しか計算しかできないわけです。
税務の世界では議論の余地はないのですが、心情的には共感しますね。
後継者にしっかりバトンタッチができて、ハッピーリタイアできることはしっかりと事業をやってこられた証拠ですとお伝えしました。
残りの時間はスタッフとして、人出不足の解消に少しでも貢献したいそうです。