相続や贈与を受けた資産を売却する場合、その売却原価は相続や贈与を受けた資産の簿価を引き継ぎます。
簿価がわからなければ、売却額の５％相当額とすることができますね。
時の経過とともに減価償却で建物の価値は下がっていきます。
しかし固定資産税評価額を見るとほとんど下がっていません。
帳簿価額との差は広がるばかりです。
なんとなく建物の価値が見えなくなり、混乱してきます。
もちろん売却額は当事者の納得する数字ではあるわけですから様々な要素が絡みます。
他人同士はいいのですが、同族関係者間は、ほんとに気を使いますね。
