契約していただいたのが15年前です。

「物価の高騰もあり、値上げをお願いします」と伝えます。

お客様は「確かに15年前なら値上げするべきだよね。」

そんなふうに理解を示してくれます。

そのあとでこう言われます、

「理解はするけど、値上げはごめん、できない。うちもそれどころじゃない。」

そしてある日突然、「廃業することにした」と連絡が来ます。

どうすることもできません。

契約の打ち切りなら、どこに落ち度があったかで改善の余地が残ります。

次にどう生かせばよいのかを考える機会でもあります。

でも、先方の廃業には打つ手がありません。

お客様の業界を知らないわけですからコンサルなんかできるはずもありません。

廃業がなければもっと順調に売り上げは伸びていたともいわれる。

お客様の更新は世の常とはいえ、人口減少に危機感は募ります。

それでも地域密着で、移動時間を短くする戦略の中で活路を追い求めます。