夏草や強者どもが夢の跡

江戸時代に松尾芭蕉が読んだ有名な俳句です。

時は平安時代、平泉(現在の岩手県)に奥州藤原氏が繁栄を築いた地として知られています。

兄の源頼朝に追われた義経は、藤原秀衡のもとに身を寄せますが、秀衡の死後、当主の泰衡に攻められてしまいます。

居城を構えていた平泉の高館(たかだち)が義経最期の場所となりました。

それから約500年の月日が経ち、芭蕉がこの高館にのぼりあたりを見渡すと、かつての藤原家の栄華の痕跡はあとかたもありませんでした。

ただ夏草が青々と生い茂る風景を目の当たりにして、「すべては短い夢のようだ」と人の世の儚さを読んでいます。

それとは少し違いますが、強者がいます。

Windows10のサポートを1年延長した方がいます。

Windows11へのバージョンアップが困難なパソコンであったことでの苦肉の策です。

すべては経営判断ですからその選択は経営者にあり、私たちはサポート若しくは情報発信する立場でしかありません。

一年後の判断を待ちたいと思います。