確定申告書を作成する中で、頭を悩ませる問題です。
例えば、事業用の経費の中で携帯電話代が計上されています。
この携帯代のすべてが事業のために使用されているわけではありません。
複数台持って1台は事業用、1台はプライベート用と分けているならいざ知らず、そんな方は少数かと思います。
したがって、経費の何割が事業用なのか、もしくは何割が自家用なのかを分けなくてはいけません。
お客様からの聞き取りを中心に判断しなくてはなりません。
答えはグレーでしかありません。絶対この数字で正しいはありません。
ありませんが、より現実的である数字を出していくしかありません。
なのでほとんどのケースで、0対100の答えは出てきません。
30対70であったり、40対60であったりします。
一度決めた比率を変えるとなるとそれを説明するための資料も必要になってきます。
細かいところですが、この細かいところに「神宿る」です。