雷に打たれると大変なことになりますね。

死と隣り合わせです。

雷が鳴るときは外出を控えて家屋の中にいるのが一番安全かと思います。

しかし、その家屋に雷が落ちることがあります。

電気機器が使えなくなるケースが多発します。

例えば、エアコンが壊れてしまった場合、当然、新しいものを設置します。

50万円の保険金の支払いがあり、新しいエアコンを50万円で購入した場合の経理処理はどうなるのか。

保険の圧縮記帳なる経理処理を行うことになります。

損害を受けたエアコンの帳簿価額は1円でした。

そうすると帳簿価額を上回る保険金収入は課税対象になってしまいます。

税負担が発生すると、新たなエアコンの取得が困難になります。

なので圧縮記帳という制度が設けられています。

保険会社から支払いを受けた50万円の保険料収入はなかったことにします。

ただし、この50万円で購入したエアコンも残存価額1円のみを残してなかったことにします。

取り換えができるものはこのようにすればいいのですが、人間の取り換えはできません。

雷が鳴るときは静かに屋内で過ごしましょう。