ある月次訪問での出来事です。
原始資料を基に入力データとの付け合わせを行います。
今月は事業年度の最終月でもあり、特に念入りに確認を行いました。
そんな中で原始資料から売上の計上がないものが発見されました。
預金入金であればまず入金漏れになることはありません。
ところが現金ともなると毎日の現金残高との照合が疎かになると計上漏れが発生しやすくなります。
人間ですからこんなこともあります。
ですが、入力をしている経理担当者の方からこんな言葉をいただきました。
「よく見つけましたね。すごいですね。」と言われたそうです。
言われた担当者、は、「・・・」複雑な思いでしたとのこと。
担当者が複雑な気持ちになるのはよくわかります。
他人ごとではありません。
褒めていただくのではなくて、そこは頑張って漏れがないようにしてもらいたいですよね。