自分自身の成長は見えませんが、稲の成長はよくわかります。

田植えから40日余り、順調です。

このような成長の姿を眺められることはとても幸せなことです。

今日、お越しになった社長が、つい何年か前まではコメなんかは作るものではなく買うものだと思っていたといいます。

時間の無駄であると、その分を効率よく仕事に回した方がいいと思っていたといいます。

だがしかし、将来の日本を考えると田畑を残していくことの大切さに気付き、作付けしていくことに価値観を感じたといいます。

水田からの転換奨励金などはあっても、水田の継続には何の支援もないのが実情です。

それでもいいと思います。そのほうがいいかもしれません。

田んぼの価値は見直される時が来るはずだと勝手に思っています。

金銭的な価値ではなく、作る喜びとしての価値は歳を重ねるごとに増していきます。

そのような環境を残していくことが大切じゃないかと一人呟いています。