かつて、その技術力は大手企業が持っていました。
大手が自社内でその作業をしていました。
それを2000年代初頭、デフレ真っただ中になり、アウトソーシングという名のもとに外部に委託するようになったそうです。
大手は、その方が効率はいいし、利益も出ました。
そして25年の歳月が流れ、その技術を持った大手企業の社員はとっくに定年を迎え、会社からいなくなっていました。
社内で生産しようにも時すでに遅しです。
大手企業にはそんな空洞化が進んでいるそうです。
無駄を省きすぎると、次の時代の価値づくりが低下していきます。
目先の数字重視、損得勘定、効率重視だけを考えるとこんな落とし穴が待っていますね。


