定期的に自動車のオイル交換をしますよね。
例えば、5000キロにオイル、10000キロでオイルフィルターとか決めてると思います。
あと500キロで交換時期だから、いつもお願いするところに連絡しました。
すると2週間以上空きがありませんという回答です。
行きつけのガソリンスタンドでもいいんです。
でも、そういうわけにはいかないわけがあるんです。
お店からオイルが上がるから買っておきませんかとのお誘いで在庫がある状態なんです。
お店側は売上が上がり、入金済みの状態なんです。
リスクはお客様のオイルをしっかり管理することです。
ところが、そのオイルを必要な時に受け取ることができない状況なんですね。
これは会計帳簿にはなんら表現できません。
処理としては、終了しています。
しかし、お客様の満足度は低下していくばかりです。
管理会計上は売上在庫として管理されています。
こうなった原因は、整備士の欠員により後補充できていないことにあります。
このような不満が、この店で次の車を買うのやめとこうになります。
どこに機会損失があるのか、「じゃあ、今回は在庫があるけどいいや」を窓口担当者はどう受け取ったのか。
元帳や試算表を見ても見えないものがたくさんありますね。
でも、その時見えなくても、将来、必ず試算表や決算書に現れてくるでしょう。


