お客様の玄関フロアに展示されているものがあります。

販売用に購入したものではなくあくまでもお見せするものです。

ときには1時間ほどその展示物を眺めてお帰りになる方もいらっしゃるようです。

何が展示されているのかイメージできましたか。

バイクです。

私にはそのバイクの価値を見分ける眼力はありませんが、いろんな種類のバイクがあることだけは理解できます。

ところでこのバイク、8名の経理課スタッフの皆さんに何台あるか当ててくださいと質問してみました。

紙ベースで申告してもらったところ11台から50台と幅広い回答が返ってきました。

答は34台、見事に当てた方がいました。

その方が言うに、頭の中にフロアの状況を思い出しながら数えたんだそうです。

しっかり見てなければ残像は頭の中には出てこないんだと思います。

それでこんなことを伝えました。

地元に永く住んでいると地元の良さが見えなくなります。

見ているようで見てないんですね。

観光で来られた方が時々こんな宝物があると言ってくれてもピンとこないんですね。

感度を高めるためにいろんなところ見ることが大切なんでしょうかね。

それでも私のセンサーは限界がありそうです。