ある保険代理店の方が呟いていました。

営業の現場で経営者の方々に多くお見掛けするのは、生命保険に損金性を求めるあまり、解約返戻率を疎かにしてしまう傾向があります。

解約返戻率は100%超を実現しないとキャッシュフローを痛めてしまいます。

経営者の方に知ってほしいのは、生命保険は財務を改善する武器になるということです。

本来、会社の本当のメリットをどこに求めるかは、出口にあるということです。

出口で雑収入を求めるのか、雑損失を求めるのかです。

言い換えれば、今保険でやっていることは、将来のための雑収入づくりなのか、あるいは雑損失づくりなのか。

その両方の出口から「法人から個人への資産移転」を実現させることこそが、生命保険を使った戦略となります。

その資産移転は、役員退職金であり、医療、がん保険、終身保険、定期保険など法人契約を、個人契約に移行していくことで実現します。

いくら法人で契約していても最終的には個人(社長やスタッフ)にいかに多くの金額を移していけるかが大事になりますね。