「はしごを上る「」、「はしごを掛ける」、「はしごを外す」などという言葉をよく耳にします。
しかし、「はしごを外す」は自らの意思で外すことですが、「はしごを外された」となると尋常ではありません。
はしごを掛けて、2階に上がるように進められて2階に上がったものの降りるはしごがなくなったというところでしょうか。
経営トップが変わると経営方針が変わることはよくある話です。
従前の事業が突然中止になったりとなれば、受注側としては困惑します。
契約していた部分はいいとしても、今後も継続して受注できると踏んでいたのにどうしようとなります。
そのための準備としての設備投資などをしていれば後戻りできません。
でも契約してなければどうしようもありません。
相手側の担当者もトップの方針に従わざるを得ません。
さあ、どうしますか。リセットして違う道を模索しますか。
まさに経営判断が問われるところです。