建設業が使用する棚卸商品を未成工事支出金と言います。

期末時点で完成していない工事に支出した資金を貸借対照表上の流動資産に計上します。

当然発注先から前渡金もいただくケースがあります。

これを未成工事受入金として貸借対照表上の流動負債に計上します。

決算書を見ると未成工事支出金と未成工事受入金が残高として計上されています。

どちらの金額が多いとか少ないとかは一概に言えませんが、極端に偏るケースは少ないですね。

それでも時々見かけたことがあります。

異常に未成工事支出金の残高が大きいんですね。

このケースでは決算書の当期利益を確認に行きます。

当期利益が100万程度であれば、粉飾決算が想定されます。

建設業の場合、この未成工事支出金を調整することによって利益を調整しようと考えるケースがあります。

これをやってしまうと元に戻すのが至難の業です。

どこかで赤字を出さなければ元に戻せないケースが多くなります。

赤字になることもあります。

赤字を恐れずに翌期をどうするかを考えることに注力していきましょう。